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特集
「セカンドライフ」リフォーム成功のポイント
これから始める、暮らしのスタイルに合う家とするために…「間取り改善」について
■ 実践したいプランニング条件
仕事のリタイヤで、ご主人の生活の舞台は我が家に…。子供たちの独立で、夫婦二人での暮らしに…と、これから始まるセカンドライフの暮らしのスタイルは今までとは大きく変わります。こうした暮らしの大きな変化に、住まいを合わせるために行なうのがセカンドライフリフォームです。
セカンドライフリフォームの場合には、セカンドライフの家だからこそ、配慮&実践したい間取りづくりの条件があります。それが次の8つのポイントです。
プランニング条件 point8
- 程良い距離感
- 夫婦が程良い距離感で過ごせるレイアウト
- 楽々家事動線&家事空間
- 動線はシンプルに、空間はゆとりを持たせて
- 空間の柔軟性
- 少人数でも多人数でも、居心地良く使える空間に
- 家中のフル活用
- 使わずの間をなくして活用空間に
- 夫婦それぞれのマイスペース確保
- 落ち着きと居心地の良さに配慮して
- 使いやすい質の高い収納
- 出し入れしやすく分りやすい、適材適所の収納
- 将来に備えた安心への配慮
- バリアフリー&安心の間取りに
- 生活感の漂わない上質の空間
- やすらぎ感の演出にも工夫を
■ モデルプランにポイントを反映して、まずは1階からリフォーム
では、8つのポイントが実際にプランにどのように反映されるのかを見ていきましょう。築30年の典型的な間取りの1つを取り上げ、セカンドライフの家に間取りを変更していきます。
まずは、1階から現状の間取りを点検し、これからの暮らしや使い勝手に合わない箇所をリストアップします(BEFOREの図)。
次に、新たな間取りを描くために、部屋の壁を取り払いオープンな空間に。そこへ先述した8つのポイントをクリアするプランニングを加味しながら、玄関やLDK、水まわりなどに、理想の間取りを落としこんでいきます(AFTERの図)。
建物の大きさや形を変えなくても、開放感のあるLDKやスムーズな家事動線、夫婦それぞれの居場所などライフスタイルの変化に合うように内部の間取りは大きく変えることができました。その他、どのような工夫を施し間取りを改善したか、下の図面でチェックしてみて下さい。少しのアイデアで、住み心地は格段にアップします。

■ 使用頻度の低い2階を、快適で使い勝手のいい空間に変更
次に、2階を見ていきましょう。お子様が独立して、子供部屋は使わずの間、もしくは物置状態に。主寝室も寝るだけの場所になってしまっている(BEFOREの図)…なんて方も多いのではないでしょうか。そこで、セカンドライフに合わせて活用できるように、間取りを変更していきます。
まずは、主寝室と子供部屋(旧息子の部屋)の壁を取り払い、ワンルームにします(AFTERの図)。そこに8つのポイントの中から、これからのライフスタイルを見据えた項目を選び、それらをテーマにした間取りのアイデアを反映していきます。ホテルの一室をイメージして創り上げていくのもいいかもしれませんね。そして、もう1つの子供部屋(旧娘の部屋)は、お子様が帰省した際のゲストルームとして、しつらえておきましょう。
いかがでしたか?8つのポイントの条件を加味しながら、今回挙げた上下階の間取りのアイデアを参考にして、ぜひ素敵なセカンドライフの家を叶えてください。


この先も、安全に気持ち良く暮らせる家にするために… 「基本性能向上」について
ここでは、住宅性能アップのポイントについてお話します。住まいの基本性能をアップさせるために是非実施したいのが、構造面や設備面など目に見えないけれど大切な住まいの基本性能を向上することです。
これからの暮らしに合わせた間取り改善に加えて、住まいの基本性能を上げるためのリフォームを実施したいものです。実施したいのは、次の6項目。これらをきちんと行うことで、理想のセカンドライフリフォームが実現します。
1,耐震性能を上げる
構造上、重要な柱や筋違いが入っている壁は取り外せません。また、部屋の間仕切り壁を外す場合や、大きな窓に変える場合には補強が必要です。構造面については、リフォーム工事店のプロの意見をしっかり聞かれることです。耐震診断を行い、必要に応じて補強しておけば耐震性能が向上し、今後も安心です。
2,断熱性を高める
壁と窓の断熱性を高める事がポイントです。壁は断熱材の補充、窓は複層ガラスに交換or内窓設置or断熱サッシに交換等の方法があります。天井と床の断熱工事もあわせて行えば、さらに断熱効果が期待できます。
3,換気設備を整備する
窓を閉めきっていても爽やかな空気を循環させる「24時間換気システム」の取り付けがおすすめです。いつも室内の空気がきれいな事に加え、湿気対策・防露(断熱性能UPも必要)にも効果が得られます。
4,耐久性向上と維持管理費を軽減する
耐久性、省メンテナンスの外装材に取り替えたいものです。タイルの外壁へのリフォームも一案です。耐久性はもちろん、再塗装の必要がないのでメンテナンスの手間も費用も軽減できます。また、既存の給排水管から腐食しない樹脂管に取り換えることも大切なポイント。赤水や水の出が悪い等の問題がある場合も解決します。
5,防火の備えをする
既存住宅の場合の火災警報機の設置については、市町村条例の規定により平成23年6月1日までに順次設置が義務化されています。義務化の期限は市町村により異なりますので、お近くの消防署にお問い合わせください。
6,防犯対策をする
狙われにくく侵入しにくい家にすることです。外構は道路から見通しが良いデザイン素材に変える。通路は砂利敷きに。ベランダに上がりやすい位置の高木は刈り込む。侵入しにくいサッシやドアを選択。センサーライトの設置等で対応します。